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ISJP2017年度 活動報告

ISJPコーディネーター 谷口 愛沙

2017年9月19日のオリエンテーションにおいて初顔合わせをして以来、ISJPのプログラムが開始されて早くも2ヶ月が経過しました。今年度の参加者は、ドイツからハインリッヒ・ハイネ大学大学院生のアンネ・ウェーバーさん、ヨハネス・グーテンベルグ大学神学部学生のリロイ・ファンクヘンさん、デニス・ショッドラーさん、そしてスイスからローマ・カトリック教会神父のロルフ・ズムテュルムさんの4人です。ここで彼らの経歴を少しご紹介します。

 アンネさんは英語教師として2年間を福岡で過ごした経験があるため日本語が大変堪能で、またISJPの授業に参加しながら博士論文に取り組まれていました。ドイツでの就職が決まったため、残念ながらプログラム修了前に帰国されています。リロイさんとデニスさんは、毎年お世話になっている国際学生の家で生活しています。今回の日本滞在が彼らにとって日本での初めての生活であるため、授業や日常生活から多くのことを学んでいるそうです。ロルフさんは以前に休暇で日本へ来られた経験があり、それ以来熱心に日本語を勉強されています。プログラム修了後には、日本二十六聖人の巡礼経路である京都から長崎までを徒歩で訪れることを目標にされています。このように、さまざまな経歴をもつ留学生が参加しています。それでは、フィールドワークや他大学との交流を主にふれながら、これまでの活動を報告します。

<ISJP活動報告>

 

9月24日

京都大学周辺(吉田神社、吉田神社、吉田山の稲荷神社、黒住教の宗忠神社、真如堂本坊からの金戒光明寺)のフィールドトリップを行い、日本の神道、新宗教、浄土仏教が集まる場所を散策しました。

10月29日

奈良フィールドトリップを行いました。当日は台風の影響で、予定していた東大寺・手向山八幡・春日大社・興福寺へ行くことはできず、東大寺の大仏殿と宮大工によって建てられた奈良基督教会を訪れました。

11月5-6日 

綾部にて開催された大本開祖大祭へ参拝し、その後亀岡の大本教本部にて一泊しました。翌日は、「大本の歴史」、「大本の教え」の講座を受講し、大本教本部である神苑を案内いただきました。

11月8日 

NCC宗教研究所副所長の土井先生、アンネさんとともに「8時だヨ!神さま仏さま」へラジオ出演し、ISJPの活動や研究内容について話をしました。

 また例年通り、大谷大学学生とのドイツ語交流会や龍谷大学大学院実践真宗学や関西学院大学との宗教間対話、天理教見学、東京研修旅行などを行いました。

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